データ提供区間概要

阪神高速11号池田線は、大阪（伊丹）空港や、名神高速道路・中国自動車道などの国幹道と、大阪市内を結ぶ重要路線であり、塚本合流付近（大阪方面）は、淀川を渡って大阪都心部に入る手前に位置しています。同付近は、交通量の非常に多い片側2車線区間であることに加え、S字カーブやサグ、塚本入口といった複雑な道路環境であることから、合流やカーブ、淀川を渡る橋梁上など、複数の地点から、ショックウェーブが頻繁に発生しています。

阪神高速4号湾岸線は、関西国際空港や大阪南部地域と大阪市内を結ぶ重要路線であり、2025年大阪・関西万博の会場である夢洲にアクセスする路線としても注目されています。大浜～三宝間は、特に、朝ピーク時の交通量が多い片側2車線区間で、大浜合流や見通しの悪い左カーブ、サグといった複雑な道路環境を含んでいることから、これらの地点からショックウェーブが頻繁に発生しています。

阪神高速13号東大阪線は、大阪市内や兵庫方面と奈良方面を結ぶ重要路線であり、交通量が阪神高速道路内で上位の路線である。森之宮合流付近では、合流箇所であることに加え、緩やかな上り坂や、下り坂から上り坂にさしかかる区間において無意識の速度低下が原因で、渋滞が発生する状況が見受けられます。この対策として、速度回復を支援するシステムとして速度回復誘導灯を設置し、渋滞緩和を図っております。